「施工管理アプリ(現場管理アプリ)」とは、建築工事・リフォーム工事などの業務効率化を図るためのITツールです。

施工管理アプリの代表的な機能には、
○チャット機能
○掲示板機能
○写真共有・管理機能
○日報機能
○出退勤機能
○報告書作成機能、見積書作成機能
○工程管理機能、カレンダー機能
○受発注管理機能
原価管理機能
営業管理機能(案件管理など)、タスク管理機能
などがあり、こうした機能を活用することで、工事現場はもちろん、施工管理の業務効率化も期待できます。施工管理アプリの導入で期待できる効果については、本章(3章)で詳しく解説いたします。

この記事では、
・オススメの施工管理アプリ11選
・自社に最適な「施工管理アプリ」を選ぶ5つのポイント
・施工管理アプリの導入で期待できる4つの効果

についてプロがわかりやすく解説いたします。

施工管理アプリ選びに迷っている方はもちろん、施工管理アプリの必要性について疑問をお持ちの方も、ぜひ参考にしてください。

※この記事は、中小企業(中小の建設業者・工務店・塗装会社・リフォーム会社など)向けに情報をまとめています。

1. オススメの施工管理アプリ11選!

この章では、オススメの施工管理アプリを11種類ご紹介します。
下記の一覧表より「どんな施工管理アプリがあるのか」をチェックいただき、気になるアプリの機能や費用などについて詳しくは、 1-1~1-11にてご確認ください。
さらに、1-12では、中小企業に人気のアプリ・大手企業に人気のアプリもご紹介します。

 

対象企業

価格 機能
初期費用 ランニングコスト(月額)

追加費用*¹

現場ポケット 中小向け 0円 8,800円 なし
ANDPAD 大手向け 10万円 3.6万円~12万円以上 あり
ダンドリワーク 大手向け 10万円~ 19,800円~ あり
クラフタ 中小向け 0円 0円 - *²
SITE 中小向け 0円~ 2,250円~ あり
KANNA 中小向け 0円 0円 あり
Kizuku 大手向け 11万円 2.2万円~5.5万円以上 あり
現場Plus 中小向け 1万円~ 1万円~ あり
HOUSE GATE 大手向け 0円~19,800円以上 あり
CAREECON for WORK施工管理 大手向け 20万円 28,000円 あり
現場クラウドConne 中小向け 0円~5万円 あり

*1 オプション機能の使用、データ容量・利用人数(アカウント数)追加など。
*2 情報の確認ができなかった項目は「-」としています。

※価格の税抜・税込は、下記1-1~1-11にてご確認ください(各ホームページ等で税抜・税込の確認ができなかったアプリについては、税抜・税込の記載はありません)。

1-1.現場ポケット(株式会社アステックペイント)

[特徴]
・初期費用0円&ランニングコスト月8,800円で利用できる
・利用人数(アカウント数)・データ容量による追加料金は一切なし
・塗料メーカーが開発

[機能]

基本機能トーク機能
掲示板機能
アルバム機能
日報機能
報告書作成機能 ほか

 

[費用]※税抜

初期費用無料
ランニングコスト
(基本プラン)
8,800円/月
※年間契約の場合(月額契約の場合10,000円/月)
※利用人数(アカウント数)・データ容量による追加料金なし
オプション費用無料

※参考:現場ポケット

1-2.ANDPAD(株式会社アンドパッド)

[特徴]
・現場の効率化から経営改善まで、様々な機能を備える
・必要に応じて追加できるオプション機能が充実

[機能]

基本機能写真・資料管理
日報
工程表
横断工程表(稼働管理)
チャット
営業管理
カレンダー(α版) ほか
オプション機能ANDPAD受発注
社内タスク管理
検査
見積作成 ほか

[費用]※税抜

初期費用10万円
ランニングコスト
(基本プラン)
3.6万円/月(60ID※)
6万円/月(100ID)
12万円/月(200ID)
※ID=利用可能人数
オプション費用導入サポート研修 10万円/回

※参考:ANDPAD

1-3.ダンドリワーク(株式会社ダンドリワークス)

[特徴]
・必要に応じて追加できるオプション機能が充実
・チャットでの質問は24時間365日受けつけるなど、充実のサポート

[機能]

基本機能現場情報管理
写真・資料管理
社内掲示板
ダンドリトーク ほか
オプション機能工程表
受発注
検査
報告書
施主共有 ほか

[費用]

初期費用10万円~
ランニングコスト
(基本プラン)
19,800円/月~

※参考:ダンドリワーク

1-4.クラフタ(株式会社グローバ)

[特徴]
・完全無料
・機能は、顧客管理・案件管理・チャット

[機能]

基本機能顧客管理
案件管理
チャット

[費用]

初期費用無料
ランニングコスト
(基本プラン)
無料

※参考:クラフタ

1-5.SITE(株式会社CONIT)

SITEサイトより

[特徴]
・初期費用0円~&ランニングコスト2,250円/月~利用できる
・機能は、案件管理・チャット・スケジュール

[機能]

基本機能案件管理
チャット
スケジュール

[費用]

初期費用0円~
ランニングコスト
(基本プラン)
450円/月×利用人数
※最低利用人数5人
※年単位の契約

※参考:SITE

1-6.KANNA(株式会社アルダグラム)

KANNAサイトより

[特徴]
・1GBまで無料で利用可
・保存容量1TB追加ごとに19,800円/月(年額一括払い 198,000円/年)

[機能]

基本機能現場管理
写真・図面管理
チャット
日報・報告 ほか

[費用]※税抜

初期費用無料
ランニングコスト
(基本プラン)
無料
※アカウント数:無制限
※無料の保存容量:1GB
オプション費用▼保存容量1TB追加
・月額払い:19,800円/月
・年額一括払い:198,000円/年(16,500円/月)

※参考:KANNA
   :KANNA(App Store)

1-7.Kizuku(コムテックス株式会社)

Kizukuサイトより

[特徴]
・必要に応じて追加できるオプション機能が充実
・充実のセキュリティ対応

[機能]

基本機能トーク
スケジュール機能
現場登録
顧客情報登録機能
ファイル管理 ほか
オプション機能工程管理機能
施工/検査報告書
作業者管理機能
注意喚起配信 ほか

[費用]※税込

初期費用110,000円
ランニングコスト
(基本プラン)
22,000円/月(アカウント数30)
33,000円/月(アカウント数50)
55,000円/月(アカウント数100)
※容量5GBまでは基本料金内
※1GB追加につき1,100円/月
オプション費用操作説明講師派遣1回 110,000円+交通費

(▼アカウント数30の場合)
工程管理機能 3,300円/月
施工/検査報告書 3,300円/月
作業者管理機能 6,600円/月
注意喚起配信 3,300円/月

※参考:Kizuku

1-8.現場Plus(株式会社ダイテック)

現場Plusサイトより

[特徴]
・60IDまで1万円/月で利用できる
・施主向け機能も(施主とのトーク機能・現場写真の公開機能)

[機能]

基本機能工程表
縦横断工程表
掲示板・トーク
写真・図面・書類
工程チェック・工事完了報告書
入退場管理
お施主様向け機能 ほか

[費用]※税抜

初期費用月額料金の1ヶ月分
ランニングコスト
(基本プラン)
10,000円/月(60ID)※ストレージ50GB
※30ID追加 5,000円/月

※参考:現場Plus

1-9.HOUSE GATE(株式会社 HOUSE GATE)

HOUSE GATEサイトより

[特徴]
・施主も業者もアプリで一元管理
・全機能を無料で利用可(無料の場合、閲覧できるのは直近60日間の更新内容のみ)

[機能]

基本機能やりとりを一元化
案件管理
書類管理
注意事項を共有
施工の工程管理 ほか

[費用]※税抜

初期費用- ※
ランニングコスト
(基本プラン)
▼基本機能・年額払いの場合
無料(直近60日間の更新内容が閲覧可能)
6,800円/月(閲覧期間無制限)
19,800円/月(閲覧期間無制限+案件検索機能+案件ステータス機能)
※ホームページ等で情報の確認ができなかった項目は「-」としています。

※参考:HOUSE GATE

1-10.CAREECON for WORK施工管理(BRANU株式会社)

CAREECON for WORK 施工管理より

[特徴]
・建設業のデスクワークを楽にする機能が中心
・28,000円/月で全機能(30名 20GBまで)を利用可

[機能]

基本機能写真・ファイル管理機能
取引先管理機能
工事案件管理機能
メンバー管理機能
報告書機能
工程表機能
掲示板機能 ほか

[費用]

初期費用20万円
※初期設定・レクチャー費用
ランニングコスト
(基本プラン)
▼企業向け
28,000円/月(30名 20GBまで)
※年契約1括払いの場合(月払いは30,000円/月)
※10名追加5,000円/月
※10GB追加5,000円/月

※参考:CAREECON for WORK施工管理

1-11.現場クラウド Conne(株式会社現場サポート)

現場クラウドConneサイトより

[特徴]
・無料のお試しプラン(5名まで 3GB)あり
・利用者数&必要なデータ容量に応じてプランが選べる

[機能]

基本機能スペース(スペース管理・トーク・タスク管理)
ドライブ
案件管理
スケジュール ほか

[費用]※税抜

初期費用- ※
ランニングコスト
(基本プラン)
無料(5名まで 3GB)
10,000円/月(20名まで 100GB)
30,000円/月(100名まで 500GB)
50,000円/月(300名まで 1TB)
※年額契約もあり(月額利用料の5%割引)
オプション費用導入支援(1回1時間)20,000円
※ホームページ等で情報の確認ができなかった項目は「-」としています。

※参考:現場クラウドConne

1-12.[参考] 中小企業に人気のアプリ&大手企業に人気のアプリ

企業規模(中小企業or大企業)によって、人気の施工管理アプリが異なります。
下記、参考情報として、中小企業・大企業に人気のアプリをそれぞれ第3位までご紹介します。

●中小企業に人気のアプリ
第1位 現場ポケット
第2位 KANNA
第3位 クラフタ

中小企業ではアプリを選ぶときに、「できるだけ低価格」「現場管理に必要な最低限の機能があるかどうか」といったポイントを重視する傾向があります。

●大手企業に人気のアプリ
第1位 ANDPAD
第2位 ダンドリワーク
第3位 Kizuku

大手企業ではアプリを選ぶときに、価格はもちろん、「施工管理者が現場を一元管理するのに必要な機能があるかどうか」を重視する傾向があります。

 

2.自社に最適な「施工管理アプリ」を選ぶ5つのポイント

この章では、自社に最適な「施工管理アプリ」を選ぶポイントを5つご紹介します。
下記5つのポイントについて考えることで、賢くアプリを選ぶことができます。

2-1.【ポイント① 機能】備えている機能はアプリによって様々

ひと口に“施工管理アプリ”といっても、備えている機能はアプリによって様々です。

<施工管理アプリ|代表的な機能>
○チャット機能
○掲示板機能
○写真共有・管理機能
○日報機能
○出退勤機能
○報告書作成機能、見積書作成機能
○工程管理機能、カレンダー機能
○受発注管理機能
原価管理機能
営業管理機能(案件管理など)、タスク管理機能
※上記のほかにも、様々な機能があります。

どの機能を備えているかはアプリによって異なり、工程管理機能から見積書作成機能、営業管理機能まであらゆる機能を備えたアプリもあれば、チャット機能や写真共有・管理機能などの現場管理に必要な機能だけを備えたアプリもあります。

そのため、「自社には、どんな機能が必要か」を考えることで、ある程度、アプリを選別することが可能です。

※各アプリの機能については、上記1章や各アプリのホームページ等でご確認ください。

 ★施工管理アプリの“機能”を比較・検討するために、押さえておきたい知識
 
 〇同じ名称の機能でも、アプリによって「できること」「使い勝手」などは違う
たとえば、同じチャット機能でも、誰が確認したかわかるもの/わからないものがあるなど、同じ名称の機能でもアプリによって「できること」「使い勝手」などは違います。
そのため、アプリの機能をチェックするときには、機能の有無だけでなく、「それがどういった機能なのか」「実際になにができるのか」「本当に使いやすい機能かどうか」まで踏み込んで確認をする必要があります。
 
 〇現場管理に必要な機能
現場管理でアプリを使用したい場合には、一般的に、チャット機能(毎日の指示や工事情報の伝達など)が必要です。また、報告書作成機能や人工計算のための日報機能を必要とする場合もあるでしょう。
 
 〇営業管理に必要な機能
営業管理でアプリを使用したい場合には、一般的に、営業管理機能(案件管理など)・見積書作成機能などが必要です。 

2-2.【ポイント② 費用】どのぐらい費用をかけるかで選べるアプリは異なる

施工管理アプリは、無料で使用できるアプリもあれば、有料のアプリもあり、費用感もアプリによって様々です。そのため、「どのぐらいの費用をかけることができるのか」によって選べるアプリは異なります。

無料?有料?どちらを選ぶのが良いかは、ケースバイケース。
「ひとまず試してみたい」「あまり費用をかけたくない」といった場合は無料のアプリを、「無料版だとデータ容量が足りない」「有料版にしかない機能を使用したい」といった場合は有料のアプリを選ぶのが良いでしょう。

下記、アプリの費用感別に「無料アプリ」「課金制の有料アプリ」「定額制の有料アプリ」の3つに分けた場合の、それぞれの特徴をご紹介します。
費用について考えるときの参考情報として、ご活用ください。

費用感主な特徴
無料アプリ最低限の機能だけのシンプル設計
データ容量・利用人数によっては追加費用がかかる
課金制の有料アプリ基本機能+αの機能を使用する場合は、追加費用がかかる
データ容量・利用人数によっては追加費用がかかる
定額制の有料アプリデータ容量・利用人数に制限なし
+αの追加料金がかからない
※上記の特徴はあくまで傾向です。上記にあてはまらないアプリもあります。
 [参考]押さえておきたい!施工管理アプリにかかる費用詳細

 施工管理アプリにかかる費用は、大きく分けて「初期費用」「ランニングコスト(基本プラン)」「オプション費用」の3つあります。

 施工管理アプリの費用=初期費用+ランニングコスト(基本プラン)+オプション費用

 ●初期費用
アプリを導入する時にかかる費用。
無料~数十万円まで、アプリによってかかる費用は大きく異なる。
 ●ランニングコスト(基本プラン)
継続的にかかる費用。
支払い方法は月払いが多い。年間契約で安くなるアプリも。
 ●オプション費用
基本機能に+αのオプション機能を使用する場合、データ容量・利用人数(アカウント数)を追加する場合などにかかる費用。ランニングコスト(基本プラン)にプラスで費用がかかる。

 ※多くの場合、初期費用は導入時にしかかかりませんが、ランニングコスト(基本プラン)+オプション費用は継続的にかかります。

 「無料で利用できるかと思っていたら、利用人数(ID)に制限があった」ということもあるため、特にランニングコスト(基本プラン)については、
「どういった料金プランになっているのか」
「データ容量や利用人数(IDなど)などによる追加費用はあるか(データ容量や利用人数が増えるほど、費用がかかるアプリもあります)」
など、よくよく確認をする必要があります。 

2-3.【ポイント③ 現場メンバー視点】現場にも活用してもらえるアプリを選ぶべし

施工管理アプリを選ぶときに、忘れてはいけないのが現場メンバー視点です。

アプリを選定するのが管理する側(経営者や施工管理者・内勤の担当者など)であることが多いため、管理者視点が重視されがちですが、アプリは管理者と現場メンバーの双方が活用してはじめて効果が得られるITツールです。現場メンバーにも使用してもらわなければ、期待する効果は得られないのです。

そのため、施工管理アプリを選ぶときには、
☑現場メンバーにも使いやすいかどうか
施工管理アプリの導入・活用が難しい理由として、よくあるのが、「操作がややこしく、使いこなせないメンバーが多い」というもの。現場で働く職人さんはITに不慣れなことも多いため、できるだけ直感的に使えるもの、何度も説明を受けなければわからない難しい操作がないもの、なんとなく触っているうちに使いこなせる操作が簡単なものを選ぶのがオススメです。
操作性の良し悪しは、実際にアプリを使用するメンバーに触ってもらって判断をするのが間違いありません。
☑現場メンバーにも活用するメリットがあるかどうか
☑現場でどのように活用できそうか

など、現場メンバー視点でアプリを見定めることも重要です。

2-4.【ポイント④ サポート体制】導入/運用サポートの有無&内容も要確認

導入/運用のサポート体制も、施工管理アプリを選ぶ重要なポイントになります。

施工管理アプリを導入する過程はもちろん、運用をはじめてからも、「操作方法がわからない」「使っていたら、おかしなことになった」など、自分たちでは解決が難しいことが起きることは十分に考えられます。そんな時に、十分なサポートを受けられるかどうかが、アプリの活用が進むかどうかの大きなカギを握ることは間違いありません。

そこで、施工管理アプリを選ぶ際には、導入/運用のサポート体制の有無は確認しておきたいところ。できれば有無とあわせて、「どういったサポートが受けられるのか」などサポート内容まで確認をしておくと安心です。

2-5.【ポイント⑤ 利用者の声】実際の利用者の声を参考に

実際に施工管理アプリを利用している人の声も、アプリを選ぶときにチェックしたいポイントの一つです。

利用者の声をチェックすることで、
「そのアプリの良し悪し」
「アプリを導入してよかったか」
「実際に使い勝手はどうか」
「導入前に抱えていた課題、導入することで改善された点」
など、アプリ選びの参考になるリアルな意見や感想を知ることができます。

利用者の声は
・各施工管理アプリのホームページ
・施工管理アプリのダウンロード画面

(「App Store」「Google Play」などのアプリストアから、各施工管理アプリを検索)
などで確認できます。

そのほか、身近な知人にアプリ利用者がいる場合には、実際に聞いてみるのもオススメです。近年、施工管理アプリの導入が急速に進んでいるため、同業者や取引先などにも利用者がいる可能性は十分あります。

 

3.施工管理アプリの導入で期待できる4つの効果!

「施工管理アプリを導入する価値はある?」
「費用をかけてまで、施工管理アプリを導入する必要があるのか?」
など、施工管理アプリ導入の必要性について疑問をお持ちの方もいるでしょう。

そこでこの章では、施工管理アプリを導入することで期待できる4つの効果について、詳しく解説いたします。

3-1.業務時間の短縮

最もうれしい効果は、業務時間の短縮でしょう。
施工管理アプリを導入すると、業務効率化もしくは業務削減ができるため、業務時間の短縮が実現できます。

●効率化・削減が期待できる業務例
・電話でのコミュニケーションが減る
・写真をPCに取り込むために、現場終了後に会社へ行く必要なくなる
・報告書の作成に手間がかからなくなる
・(管理者)現場メンバーの出退勤を日々確認する手間がはぶける

どういった業務の効率化や削減ができるかは、導入するアプリが備えている機能等によっても異なりますが、どのアプリを導入したとしても、何らかの業務を効率化もしくは削減できるため、まず間違いなく業務時間の短縮を実現できるはずです。

3-2.データ管理がらくらく簡単に

施工管理アプリを導入することで、さまざまなデータをアプリ上で管理することが可能となるため、データ管理も楽に簡単になります。

●アプリで実現可能なデータ管理例
・現場で撮った写真を現場に居ながらにして整理できる
・写真などのデータを簡単に他メンバーに共有できる
・報告書をアプリ上で作成・管理できる

※管理できるデータの種類(写真・図面・工程表・出退勤・報告書など)、管理方法などは導入するアプリによって異なります。

アプリを使って現場でデータ管理ができれば、データの受け渡しのためだけに現場終了後に会社へ行くなどの必要もなくなります。

3-3.コミュニケーションをストレスフリーに

工事を進めるときに意外とストレスになっているのが、「連絡手段の煩雑化」「連絡がとれない」「認識のズレ」などのコミュニケーション面ではないでしょうか。
施工管理アプリを導入すると、情報共有手段が一元化され、情報共有がスムーズになるため、コミュニケーションにかかっていたストレスの軽減も期待できます。

●アプリ導入で実現できること
・チャット機能や掲示板機能を活用することで関係者全員に一斉に情報伝達ができる
・電話・メール・LINEなどバラバラだった情報伝達手段をアプリに集約できることで、コミュニケーションがスムーズになる
・個人のLINEを使わなくてよくなる
・情報をアプリ上にUPすることで、その都度、電話で伝える必要がなくなる

※具体的にどういったポイントにおいてコミュニケーションにかかっていたストレスを軽減できるかは、導入するアプリによって異なります。

3-4.現場品質UP

現場品質の向上も、施工管理アプリ導入によって期待できる効果の一つです。

情報共有がスムーズになることで(3-3)、ストレス軽減のほか、管理者と現場での認識のズレによるミスの低減も期待できます。
また、業務を効率化もしくは削減できたり(3-1)、データ管理が簡単になったり(3-2)、コミュニケーションにかかっていたストレスを軽減できたり(3-3)することで、物理的にも、精神的にも、より工事に集中できる環境が整うため、より精度の高い工事ができるようにもなるはずです。

施工管理アプリ自体が直接的に工事品質を向上させるわけではありませんが、施工管理アプリを導入することで、3-1~3-3の効果が得られることで、間接的に工事品質が上がることは十分期待できるでしょう。

まとめ

施工管理アプリについて解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

一口に“施工管理アプリ”といってもアプリによって機能・費用などは大きく異なります。
まずは、1章のオススメの施工管理アプリ11選を参考に、どんなアプリがあるのかチェックしてみてください。

2章では、自社に最適なアプリを選ぶポイントを5つご紹介しています。
5つのポイントを順にチェックしていくと、自社に最適な施工管理アプリが見えてくるはずです。

最後3章では、施工管理アプリを導入することで期待できる4つの効果についてまとめています。「アプリを導入するかどうか迷っている」といった場合には、ぜひこちらの情報も参考にしてみてください。