今回は、埼玉県狭山市で外壁・屋根塗装、リフォームを専門にされている株式会社小池塗装の小池社長にお話を伺いました。
株式会社小池塗装様は、戸建て塗装をメインに塗替え講座を周辺地域の方向けに開催されるなど、地元で愛される塗装店様です。
日々多くの現場を抱えていらっしゃる中、ムダが多いことがお悩みだったそう。現場ポケットを使ってどのように業務効率化をされているのかをお伺いしました。
Q.現場ポケットを使う前は、無駄と思う業務はありましたか?
情報共有でかかる手間ですかね。施工現場では、情報共有がとても大切ですよね。事前の仕様書、注意事項などの周知はもちろん、工程ごとに確認も必要です。その連絡をいままでは電話や口頭で行なっていたのでとても時間がかかっていました。
社員数が多くなるにつれて、現場の状況を追うことが難しくなり、よく使われているLINEも試してみたんですが、全員が1つのグループで報告していたため、どの現場の話かわからなかったり、現場情報がながれてしまっていました。
暫定的にLINEを使っていましたが、コミュニケーションツールが定まっていたわけではなかったので、どんなツールが一番効率良いいんだろうと思っていました。
Q.そこで、現場ポケットを導入いただいたそうですが、決め手はなんでしたか?
やはり、課題になっていた情報共有の問題が解決することでしたね。現場ポケットは、現場に入る全員をそれぞれのグループで分けられるので、今どの現場の話をしているのかがすぐにわかりますし、情報が流れにくいですね。
また、報告書が簡単に作れると思いました。現場ポケットを使う前は、エクセルで独自のフォーマットを使っていました。文章は手打ちで、写真を挿入するのも1つひとつは時間がかかりませんが、報告書を完成させるまでには手間に感じていました。
それが、いまでは30分程度完成し、使い勝手もタグ付けされた写真をドラッグ&ドロップで挿入できて、文章も定型文を使えるので非常に簡単です。
Q.他にも業務改善ができたことはありますか?
人工計算が楽になりましたね。職人さんには現場ポケットの「日報機能」で、作業内容を現場終わりに必ず投稿してもらっています。いままでの人工計算は、すべて手書きの日報から計算していたので、かなり時間がかかっていました。そのため、正しく計算できていないこともありました。
現場ポケットであれば、職人さんが記入してくれさえすれば、誰が、何時から何時まで作業にかかったのかは一覧で出力できます。毎回こちらで管理しなくてよいのでとても楽ですね。
また、情報を共有したものが流れなくなりました。現場が始まる前には、「掲示板機能」に仕様書と工程表と色関連の内容を入れています。誰でもどこでも見れるようにしておくと、現場前に段取りを組むとき、現場で情報がわからなくなったとき、最終チェック時などそれぞれのシーンで迷いなく資料が出せますからね。
さらにリスク対策にもなっていると思います。考えたくはないですが、後日なにか起こったときに、指示したことやその時の状況写真が全て現場ポケット上に残っているので、必ず振り返れます。リスク対策として、記録は非常に重要です。
まとめ
小池社長、ありがとうございました。
多くの案件を抱えておられるなかで、現場ポケットの機能を駆使し、業務効率化を進めてくださっていました。
わかりやすく機能のメリットをご説明いただいているので、「現場ポケットを使ったらどう業務効率化されるのか?」といったことが知りたい方はぜひ参考にされてください。