足場工事は、建設現場の“初動”を支える重要工程です。しかし現場が複数に及ぶほど、図面・工程表・写真・連絡事項があちこちに散らばり、「情報を探すための時間」が膨れ上がりがち。株式会社ヨツヤも例外ではありませんでした。紙資料は雨に濡れて文字がにじむ、工程を記載したホワイトボードは遠く事務所の中……。そんな同社が施工管理アプリ「現場ポケット」を導入したことで、”情報迷子”の日々をどうやって解消したのか。そのリアルな変化を伺いました。
「どこに何がある?」と情報を探す時間が一番ムダでした
私たちヨツヤは社員30名と協力会社10社で、マンションや商業ビルを中心に足場組立を行っています。現場を3つ4つと掛け持ちするのが当たり前なので、常に“情報の置き場所”が課題でした。
- ・図面などの現場情報は紙ファイルで事務所保管
- ・進捗はホワイトボードに手書き
結果、 「工程表は誰が最新版を持ってる?」と探すだけで時間が消える。「図面事務所に忘れた?」、また事務所に戻る──そんな毎日に限界を感じていました。
協力会社として現場で触った“あのアプリ”が衝撃
そんな折、協力会社として使っていた現場ポケット。写真を撮ったそばからクラウドに上がり、図面も工程もスマホでチェックできる様子に「使いやすい!」と直感。インスタ広告で見かけたことも思い出し、その日のうちに資料請求しました。
選んだ決め手は“使い勝手”と“定額で協力会社まで巻き込める”こと
他社アプリも試しましたが、
- ・アカウント追加ごとに課金 → 社員や協力会社を招待しづらい
- ・機能的に使いづらい → 結局後で二度手間が発生
といった壁にぶつかり断念。現場ポケットは定額で人数無制限、しかも案件ごとに担当を振り分けられるので迷わず決定しました。
導入はスムーズ。電話やZOOMでの即時サポートも魅力
導入後のサポート体制も想像以上に手厚いです。操作でつまづいた場合には、担当の高野さんがZOOMや電話で分からない点に対して迅速に対応してくれるため助かっています。おかげでスムーズに運用を開始することができました。
導入後の効果は…正直”めちゃくちゃ”感じています
まず一番大きいのは、情報共有に費やしていた確認作業が激減したことです。以前は「図面は最新?」 「写真はアップした?」 「工程は更新された?」と、電話やLINEで何度もやり取りをしていましたが、今では現場ポケットを開けば進捗がすべてリアルタイムで確認できます。結果、1日あたり平均20〜30分かかっていた“情報探しタイム”がほぼゼロに。さらに、紙やペンを使わなくなったことで、意外と見落としがちな備品コストもカットできました。
同業の皆さんへ一言
新しいシステムに踏み込むときはいろいろと不安がつきものですが、正直なところ「勇気を出して、とりあえず触ってみること」が一番大切だと思います。操作感や画面の見やすさは、資料や説明を聞くだけでは絶対にわかりません。悩んでいるときこそ、とりあえず現場ポケットを触ってみてください。