住まいのリフォームを手掛けるアレーズホーム株式会社。
同社は、特定のタイミングで写真を撮り、日報を共有するといった業務フローを長らくLINEで運用してきました。
しかし、現場数が増加するにつれて、無料ツールならではの課題が顕在化。
情報の分散や残業の常態化といった問題を受け、この度「現場ポケット」を導入されました。
本記事では、大熊社長に導入前の課題から導入後の効果、さらには導入を検討する企業へのアドバイスまで、詳しくご紹介します。
LINE運用による情報共有の問題と残業の常態化
──現場ポケット導入前の課題を教えてください。

大熊さん:情報共有に大きな課題を抱えていました。写真や日報はすべてLINEでやり取りしていたのですが、タイムライン上に写真とテキストが混在して流れるため、後から「あの写真どこだっけ?」と探すのに非常に手間がかかりました。
しかもLINEには保存期間がありますので、いざ請求書を作成する段階で画像が消えていることも珍しくありませんでした。
そのたびに現場へ電話して撮り直してもらうか、会社に戻ってスマートフォンからPCへ写真を移すといった対応が必要でした。いずれの対応も、毎日1時間前後の残業を発生させる要因となっていたのです。
――LINE運用はどのくらい続けられていたのですか。

大熊さん:およそ2年間、続けました。当初は「無料で手軽に使えるし、これで十分だ」と考えていたのですが、現場数が増加するにつれて、運用に限界を感じるようになりました。そこで「本格的な現場管理アプリを導入しよう」と決意し、たまたまInstagramで知ったのが現場ポケットでした。
選定の決め手は「シンプルさ」と「直感的な操作性」

――競合サービスとの比較をする中で最終的に現場ポケットを選んだ決め手は?
大熊さん:協力会社として、ある現場管理アプリを使っていた経験がありますので、正直なところ、そちらをそのまま導入する選択肢もありました。
しかし、当社の規模感では、多機能であることよりも「誰でもすぐに使えるシンプルさ」を最優先したいと考えていました。「現場ポケット」はLINEと似ており、アプリを開けば直感的に操作できるため、当社でも使いやすいだろうと確信しました。
――導入作業自体はどうでしたか?
大熊さん:非常にスムーズでした。直感的に操作しやすいので設定は自分で行いやすかったですし、仮に操作で迷った際にはサポート窓口に電話すると、即座に回答が得られましたので、困ることは一切ありませんでした。
現場ポケットにより残業ゼロと業務効率化を実現

――実際に使ってみて、どのような効果がありましたか。
大熊さん:最も大きな効果は、残業がゼロになったことです。現場で写真を撮影し、そのまま報告コメントを入力するだけで日報が完成します。全員が直行直帰できるようになり、以前は1時間から1時間半ほど発生していた残業は完全に解消されました。
さらに、報告書の作成時間も劇的に短縮されたのです。Excelで作成していた頃は30分以上かかっていた作業が、今では10分から15分程度で完了します。結果として施主様への提出スピードが上がり、満足度も向上しました。
――現状の満足度を教えてください。
大熊さん:現状には非常に満足しています。もし同業者に「現場の残業が減らなくて困っている」と相談されたら、真っ先に「現場ポケット」をお勧めします。小規模企業様ほど導入ハードルが低いことも特長なので、まずは1現場で試してみていただければ、その効果を実感できるはずです。
残業にお困りの方こそ感じられる価値
――最後に、導入を検討している企業へメッセージをお願いします。

大熊さん:ツールは「使いこなせて初めて価値を発揮する」ものだと考えています。現場ポケットは覚えることが少なく、操作感がLINEと似ているため、スマートフォンの操作に抵抗がない方であれば、すぐに使いこなせるようになると思います。
日報がその場で完結し、写真が消える心配もなく、報告書もスピーディーに作成できるという3つのメリットだけでも、導入する価値は十分にあります。残業を減らしたい企業様は、ぜひ一度お試しいただくことをお勧めいたします。