報告書作成時間が20時間から3〜4時間に激減し、案件数が3〜4倍に増加した事例

2025-12-22

報告書作成時間が20時間から3〜4時間に激減し、案件数が3〜4倍に増加した事例

塗装業を営む株式会社幸来様。代表の内田さんは、新たに元請けとのパートナーシップを築く中で、「品質以外の差別化の難しさ」と「煩雑な事務作業」に大きな課題を感じていました。
特に、下請けとして求められる高品質な報告書作成の負担や、個人事業主ゆえの印刷の手間は深刻な問題でした。同社がこの課題を解決するために導入したのが、現場管理アプリ「現場ポケット」です。

導入後、報告書作成の効率化によって生まれた時間を活用し、元請けとの信頼関係を劇的に強化。
内田さんご自身が「Sランクの武器」と語るツールの活用法と、具体的な成果についてお話を伺いました。

競争を勝ち抜くための「差別化の欠如」と「報告書作成の重圧」

――まず、現場ポケット導入前に抱えていた具体的な課題についてお聞かせください。

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内田さん:一番の課題は、元請けさんに対する差別化のポイントがないことでした。
もちろん「しっかりとした仕事」をするのは当たり前です。ですが、どの塗装業者も「品質はしっかりやります」と謳うものです。

ただ仕事をするだけで終わってしまえば、それ以上の関係は築けません。特に新しい元請けさんとつながったばかりだったので、すぐに契約を切られるのではないかという不安がありました。
長く付き合っていくためには、品質以外の「何か」が必要だったんです。

――差別化を図るための「強い武器」がなかった、ということですね。事務作業の面では、どのような課題がありましたか。

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内田さん:報告書作成の手間が非常に重かったですね。
屋根・壁両方の完了報告書となると、以前は1時間では済まないくらいかかっていました。

さらに、個人事業主なので、良いプリンターを持っていません。報告書をお客様に見やすくするために光沢用紙で印刷しようとすると、わざわざコンビニに出向く必要があり、その時間と手間、そして印刷代(1枚120円程度)も決してバカになりませんでした。

当時は、印刷まで含めると、1件あたり数千円のコストと、多くの時間を費やしていたと思います。

――下請けとして現場に入る際に、写真管理で特に負担となっていたことはありますか。

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内田さん:元請けさんによっては、黒板付きで写真を撮ることを義務付けている場合があるんです。黒板アプリを入れて、材料名、工程、日付、会社名など、多くの項目を入れて撮影しないといけない。
これがまた操作が難しく、特に年配の職人さんにやってもらうのが大変でした。
いちいち僕が出向いて説明するのも難しいですし、説明したところで一度では覚えられません。結果的に、黒板を付けずに撮って、僕が後から編集で黒板を合成する、なんてこともありました(笑)。

報告書の「クオリティの高さ」と「充実したサポート」

――多くのサービスがある中で、現場ポケットを導入しようと決めた主な理由を教えてください。

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内田さん: 最大の理由は、現場ポケットで作成できる調査診断報告書のクオリティの高さです。
これを見て、「これなら差別化できる」と確信しました。報告書を作るのが大変だと分かっている僕から見ても、これだけのクオリティのものを簡単に出せるのはすごい。

外壁と屋根など、複数の作業が入ると作成の手間は増えますが、現場ポケットならそれを大幅に軽減してくれます。また、サポート体制が充実していると分かったことも大きかったです。

最低限、電話がつながらなくてもLINEでやり取りができる。これは導入後の不安を払拭する上で非常に重要でした。

――iPhoneでの写真管理の課題も決め手の一つになったそうですね。

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内田さん: はい、これも重要です。一人で何件もの現場を管理していると、iPhoneの写真フォルダが工事写真ばかりで大変なことになってしまうんです。

どこがどの現場の写真かもわからなくなる。現場ポケットは、案件ごとに写真を整理できるので、現場ポケットに送ってiPhoneからは消す、という運用ができる。
これでスクロールして写真を探すストレスがなくなりました。

元請けの心を掴んだ「神がかった報告書」

――導入後、報告書作成時間の短縮効果を具体的に教えてください。

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内田さん: まず、報告書作成の手間は劇的に減りました。

以前は屋根壁で1時間以上かかっていたのが、今は10〜20分前後でできます。
先月・今月で20件近く報告書を作りましたが、仮に1件1時間かかっていたら合計20時間以上かかる計算です。それが今は、月間で3〜4時間くらいに収まっています。

これが一番大きな時短効果ですね。印刷コストも手間も削減できました。

――導入前に最も課題視されていた「元請け様との関係性」には、どのような良い変化がありましたか。

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内田さん: めちゃくちゃ褒められました。 僕のモチベーションも爆上がりしましたよ。

取引先の担当者一人一人に報告書をお送りしたところ、「この調査診断報告書、神がかってるね」ですとか、「3年間この仕事をしてきて、これだけのクオリティ、ここまで対応してくれる業者さんには初めて出会いました」というお言葉をいただきました。

また、詳細に確認してくださった方からは「これマジでやばいよ、次元超えてるよ」とまで言われ、これ以上ない賞賛の言葉をいただきました。

その結果、「うちの専属になってくれ」というお言葉までいただくことができました。報告書一つで、元請けさんとの間に非常に良い関係が生まれています。
そのおかげか、元請けさんからの案件も増え、以前に比べて月間の案件数が3〜4倍になりました。
報告書を通じてお客様に安心感を提供できるので、元請けさんは僕らの調査診断報告書を使って積極的にアプローチしてくれています。

満足度と今後の展望:「迷ってるならやってみるべき」

――現場ポケットの全体的な満足度を教えてください。

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内田さん: 「非常に満足」です。元請けさんにこれだけ褒められて、僕を「離したくない」とまで言ってもらえているので、やってよかったと心から思います。

僕自身、最初は「自分でやった方が早いんじゃないか」と迷いました。ですが、迷っているなら「ダメ元で一度やってみるべき」です。

必ず成果を感じられます。サンプルの報告書を見ただけでは「ああ、こういう感じね」くらいにしか思わないかもしれませんが、いざ自分で撮った写真で、自分で作って以前のものと比べたとき、天と地の差を感じると思います。

」現場ポケットは、僕のような独立して間もない人間でも、元請けさんに対するアプローチを強力にする「Sランクの武器」だと感じています。自分が少し弱くても、このSランクの武器を持っていれば強くなれる。

どうしたらいいか悩んでいる会社様は、まず使ってみることを強くお勧めします。

――今後、現場ポケットをどのように活用していきたいですか。

内田さん: 今後は、日報と協力会社(外注様)との情報共有を徹底していきたいですね。

今は仕事の業務連絡がLINEなどと混ざってしまいがちですが、現場ポケットのトークや日報機能を使えば、案件ごとに情報が整理され、ミスも減ると思います。

協力会社のアカウント登録を進めて、日報の運用をしっかり定着させ、元請けさんに対しても「協力会社まで管理しています」とアピールできれば、さらに信頼度アップにつながると考えています。


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