水道工事業を営む宮本興業株式会社様。
以前は、進捗確認のたびに職人へ電話をする必要があり、二度手間や時間のロスが常態化していました。同社が選んだのは、「シンプルさ」と「必要な機能の網羅性」を兼ね備えた現場管理アプリ「現場ポケット」でした。
高額な他社サービスと比較し、コストパフォーマンスに優れる現場ポケットを導入した結果、会社の規模も大きくでき、管理できる写真枚数も増えたとのこと。
現場管理の効率はどのように向上したのでしょうか。代表の宮本さんにお話を伺いました。
LINEや電話での進捗確認が二度手間を生み、時間のロスに
――現場ポケット導入前は、どのような課題やお悩みがありましたか。

宮本さん: 主な課題は3つありました。
一つ目は写真整理です。
以前は、作業員がリーダー格の職人にLINEで写真を送り、そのLINEのトーク履歴で共有していました。頻度は毎日です。写真の保存期間が切れてしまったり、トークが流れてしまったりして、写真の整理ができない状態でした。
二つ目は現場ごとの情報整理です。
役所に申請した図面や申請書、現場で設計変更があった際の書類などを共有する必要があったのですが、これも以前はLINEで共有していたため、情報が埋もれてしまうことが課題でした。
三つ目は現場の進捗確認です。
当社は、基礎工事、内部の配管、仕上げ工事(衛生器具の取り付け)など、工程ごとに職人が分かれているのですが、進捗確認のために以前は、各職人に対して個別に電話で「ここの現場はどうなっている?」と確認する必要がありました。
2回も3回も電話をかけ、作業している職人の手を止めてしまうこともありました。こういった二度手間が頻繁に発生し、これが大きな負担になっていました。
高額なサービスと比較して感じた「価格と機能のシンプルさ」
――現場ポケットを知ったきっかけと導入の決め手を教えてください。

宮本さん: きっかけは、他社がアプリを導入しているのを見て、「うちも導入しなくては」と思ったことです。
現場ポケット以外にも複数の他社アプリを知っていましたが、機能が多すぎる上に金額が高額でした。そこで、「そこまでの機能はいらないから、もう少し安いのを探してみよう」とWeb検索したところ、現場ポケットが出てきました。
導入の決め手は一番は導入しやすい価格帯だったことです。
他社と比べて現場ポケットは安価でした。加えて、シンプルでごちゃごちゃしていない操作性でありながら、当社が求める必要な最低限の機能(ファイル格納、写真共有、トーク)が全て備わっていた点が決め手でした。
現場管理の時間を1日30分削減
――現場ポケット導入後、最も実感された効果や改善点は何ですか。

宮本さん: 情報がすべて現場ポケットにまとまったことで、生産性が上がったと感じています。特に、確認にかかる時間の削減が大きいです。
以前は職人から連絡を受けて、私が監督と話をする、といった「行ったり来たり」が多かったのですが、今は職人に電話しなくても、現場ポケットを見れば即答できるようになりました。 写真とトークで、全員が現場の情報を確認できる状態になっています。
――具体的に、確認にかかる時間や写真整理の時間はどのくらい削減されましたか。

宮本さん: 毎日、職人や監督との進捗確認のやり取りが5〜6件あると仮定して、例えば2往復しなくてはいけない話が1往復で終わるようになったので、1日あたり少なくとも30分は時間が削減できていると思います。
削減できた分、別の業務に時間を充てられています。
また、写真整理についても、以前は1現場あたり20分くらいかかっていた作業が、現場ポケット導入後は10分くらいでできるようになり、半分の時間に削減できました。
現場ポケットで整理がしやすくなったことで、写真の量を以前に比べて増やすことができるようになりました。
もともと提出を依頼していた写真以外に、より細かい写真までアップロードしてもらうことができるようになり、写真は急激に増えましたが、整理は逆に簡単になりました。
シンプルで常に進捗を把握できるツール
――現場ポケットの満足度とお気に入りの機能を教えてください。

宮本さん: 今のところ満足です。アプリを開いて、簡単にトークのところに行けることと、写真のアップロードがすごく簡単なところがお気に入りです。シンプルで使いやすいのが一番ですね。
――最後に、導入を検討されている方へのメッセージをお願いします。
宮本さん: 常に現場の進捗具合を知りたい人や、常に情報を把握したい人にはおすすめできます。導入しやすい価格帯で、機能もシンプルなので、悩んでいる方は試してみるとよいと思います。