報告書作成時間を月5時間削減!1棟あたり30分の効率化で「職人の1人工分」の価値を生みだした管理術

2026-02-20

報告書作成時間を月5時間削減!1棟あたり30分の効率化で「職人の1人工分」の価値を生みだした管理術

自社施工の拡大を目指す井手塗装株式会社。営業から現場管理までを少数精鋭でこなす同社では、現場ごとの情報集約と、成約率を左右する「報告書」の作成工数が大きな課題となっていました。

現場ポケットの導入により、事務作業を月間約5時間削減。単なる効率化に留まらず、顧客からの信頼獲得と「職人の1人区分」に匹敵する価値を創出した、代表の井手さんによるデジタル活用術に迫ります。

LINE管理の限界と「自社請け」拡大への布石

――現場ポケットを導入される前、業務においてどのような悩みや課題を抱えていらっしゃったのでしょうか。

井出さん

井手さん: 一番は、現場ごとの連絡や報告がバラバラになっていたことです。以前は主にLINEを使っていたのですが、常に10棟ほどの現場が同時に動いていると、特定の現場の情報や過去のやり取りを探し出すだけで一苦労でした。

情報がまとまっていないことで、管理の効率が非常に悪かったんです。また、うちはもともと下請けの仕事も多かったのですが、今後はより「自社請け」の案件を増やしていきたいという展望がありました。

自社で責任を持って現場を管理し、お客様に選ばれ続けるためには、今のままの属人的な管理ではなく、もっと楽に、かつ正確に運用できる仕組みが必要だと感じていました。

――管理体制の構築が急務だったのですね。数ある施工管理アプリの中で、なぜ現場ポケットを選ばれたのですか。

井手さん: 実は、元請けさんから指定されて他社のツールを使ったこともありました。ただ、大きな企業のサービスは多機能ゆえに、最初の登録や設定がすごく複雑なんですよね。招待されて登録して……という工程自体が、僕らのような現場人間には少し敷居が高いと感じていました。

その点、現場ポケットは操作が直感的で、職人目線でも圧倒的に使いやすかった。「これなら自分たちでも無理なく運用できそうだ」と感じたのが一番の決め手です。

1件あたり30分の短縮。「報告書作成」が劇的に楽になった理由

――導入後、具体的にどのような効果を実感されていますか

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井手さん: 驚くほど効果が出たのは「診断報告書」の作成です。現場ポケットには、よく使う補修内容や施工手順をあらかじめ登録できる機能がありますよね。

以前はエクセルを使って、その都度「この工事はこういう内容で……」と一から打ち込んでいたのですが、今はあらかじめ登録した項目をポンと選ぶだけ。これだけで、1回あたりの報告書作成時間が30分は短縮されました。

うちは月に10件ほど見積もりや報告書を作成しますから、最大で月300分、つまり「5時間」もの時間が浮いた計算になります。

――月5時間の削減は大きいですね!その時間は、実務にどう影響していますか。

井手さん: 社長業をしながら現場にも出る身としては、この5時間は「職人の1人工分」に匹敵するほど貴重なものです。事務作業に追われる時間が減った分、現場のクオリティを高めたり、次の営業戦略を練ったりする時間に充てられるようになりました。

また、作成した報告書をお客様にお渡しすると、「ここまで丁寧な報告書をくれる業者は初めてだ」と驚かれることも多いです。他社との差別化になり、信頼感を得るための強力な武器になっています。

「契約前・中・後」のステータス管理が営業を強くする

――操作面や機能面で、特に「便利だ」と感じる部分はどこでしょうか。

井手さん: 現場のステータスを「契約前」「契約中」「契約後」と明確に分けられる点です。これが本当に便利で。例えば、営業担当が現場調査に行った案件は「契約前」のカテゴリーを見れば一目瞭然です。進行中の現場と混ざることがないので、情報の見落としがありません。

――導入時のサポートや初期設定で苦労されたことはありませんでしたか。

井手さん: ほとんどなかったですね。1〜2ヶ月に一度、担当の方がいらっしゃった時に少し質問する程度で、基本的にはマニュアルを読み込まなくても直感で使えました。

唯一、診断書作成のコツを教えてもらったくらいで、導入のハードルは驚くほど低かったです。

汎用シリコン塗料1缶分の投資で、最大の安心を

――現場ポケットの満足度を教えてください。

井手さん: 非常に満足しています。もし明日から現場ポケットが使えなくなるとしたら、一番困るのはやっぱり診断書機能ですね。これがないと、あの膨大な事務作業に逆戻りですから(笑)。

同業の知り合いにもぜひ勧めたいと思っています。月々の費用を考えても、汎用シリコン塗料1缶分くらいじゃないですか。

その投資で、僕のようなプレイングマネージャーの時間が月5時間も浮き、管理体制が強固になる。そう考えれば、導入しない手はないと思います。

――最高の褒め言葉をありがとうございます。今後、さらに活用していきたい機能はありますか。

井手さん: 今はまだトークと写真、報告書作成がメインですが、今後は「日報機能」もしっかり活用していきたいですね。現場の退出時間や出勤管理までアプリで完結できれば、さらに無駄がなくなるはずです。

まだ使い切れていない「もったいない部分」を一つずつ形にして、より強い組織を作っていきたいと考えています。


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